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Plug and Play、東京都とスマートサービス実装に向け連携

2022/10/3(月)

Plug and Play Japan株式会社(以下、Plug and Play Japan)は、東京都が運営する「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」において、「スマートサービス実装促進事業者」として採択された。9月27日付のプレスリリースで明かしている。

東京都は、「『未来の東京』 戦略ビジョン」を2019年に発表した。同ビジョンは、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」という概念を示したものだ。同時に、東京都は、「スマート東京」 実現に向けた施策の一つとして、スマートシティの取り組みを推進している。

さらに、東京都は、スマートシティの実装を加速させるため、「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」を2022年度から開始した。そして、同プロジェクトの一環として、東京都と連携してスタートアップのサービス実装支援を行う「スマートサービス実装促進事業者」を募集した。

同プロジェクトの目的は、都内におけるスマートサービスの実装促進に向けて機動力あるスタートアップによるサービス実装を支援することだ。東京都は、エリアマネジメント団体、およびその構成・協力企業等のスマートシティ基盤を整備・運用する「スマートシティ基盤提供者」等と連携しながら、スタートアップとスマートサービスの実装を進めていく。

採択事業者は、スマートシティ関連の製品、サービス等の開発・展開を行う優れた技術を有する、東京都内において事業展開を行っているスタートアップを複数社選定し、スマートシティ基盤提供者などと連携しながら各エリアへのスマートサービスの実装を支援する予定だ。

Plug and Play Japanは、同プログラムにおいて、自治体共通の課題として挙げられる「交通」「防犯・防災」「観光(地域活性化)」を重点領域に掲げている。さらに、スマート東京先行実施エリアを中心に、都市OSに蓄積された人流・交通データなどをスタートアップの実装するスマートサービスにおいてリアルタイムに活用する。これにより、サービス品質と利便性向上を目指す。

また、同社は、収集データの都市OSとの連携を通してデータ基盤のさらなる拡充を図る。このようなデータの利活用を通じて、都市空間の中で人と人が“Safe, Secure, Suitable” につながる社会の実現に努めるという。

なお、同社は、データの収集と利活用、都市OSの構築と展開のそれぞれにおいて、Plug and Play Japanのネットワークを活用する。そして、スタートアップの選定、「スマートシティ基盤提供者」となる企業の誘致、ビジネスマッチング支援、事業・サービス実装に際する伴走支援を提供すると述べている。

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