プラゴら、EVタクシー運行における充電運用の最適化システム等の実証実施
2023/11/20(月)
株式会社プラゴ(以下、プラゴ)らは11月16日、EVタクシー運行における充電運用の最適化システムおよび充電器制御システムの実証実験を2023年10月から2024年3月まで行うと発表した。
今回の取り組みは、株式会社モーション(以下、モーション)、プラゴ、大和自動車交通株式会社(以下、大和自動車交通)で実施する。具体的には、日産自動車株式会社の法人向けEV車両データ外部連携サービス「Nissan BizConnect API」と、モーションが開発したEVフリート向け充電管理ソリューション「Optiev(オプティーブ)」を活用。大和自動車交通のEVタクシー車両の「バッテリー残量」「電力消費量」「走行距離」等の各種データをリアルタイムで取得し、最適な充電スケジュールと充電出力を算出する予定だ。さらに、その算出内容をもとに、「PLUGO OPEN CHARGE LAB」を通じて充電器を制御するという。あわせて、株式会社ルミネが運営する「ルミネ立川」の協力を受け、来店客向けに設置されているEV急速充電器をタクシーの経路充電拠点として利用する。そして、タクシーが駅で乗客を待つ時間に充電を補う運用の可能性や、立川でのエリア連携の可能性についても検証する。
なお、3社は、実証実験を通じてサービスを進化させ、タクシーをはじめとしたさまざまな事業者においても、EVを積極的に導入できるソリューションの確立を目指すと述べている。