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タクシーアプリ「S.RIDE」、仙台中央タクシーに導入 電脳交通システムと連携

2025/11/20(木)

タクシーアプリ「S.RIDE」は、仙台中央タクシーの車両116台にサービスを導入した。これにより、宮城県内におけるS.RIDE対応車両は350台を超え、ネットワークが大幅に拡大。今回の導入は、電脳交通が提供する配車システム「DS」とS.RIDEのプラットフォームを連携させることで実現した。

S.RIDEは2023年に仙台市でサービスを開始して以降、順調に利用を伸ばしており、2025年10月の宮城県内でのアプリ経由の配車回数は前年同月比で約145%に達している。

今回、新たに仙台中央タクシーの116台が加わったことで、S.RIDEの宮城県内での対応車両数は導入前の約1.5倍となる350台以上に拡大した。これにより、通勤・通学といった日常的な利用はもちろん、観光シーズンや大規模イベント開催時など、タクシー需要が高まる場面でも、より迅速で安定した配車が可能となり、地域の移動利便性が一層向上することが期待される。

今回の導入は、S.RIDEと、タクシー業界のDXを推進する電脳交通とのシステム連携によって実現した。仙台中央タクシーがすでに導入している電脳交通の配車システム「DS」と、S.RIDEの配車プラットフォームを連携させることで、タクシー事業者は既存の設備を活かしながら、新たなアプリ配車に対応できる。

また、今回導入された車両は、法人向けサービス「S.RIDE Biz」にも対応しており、ビジネス利用における経費精算の効率化など、法人顧客の利便性も高める。

S.RIDEは今後も、ソニーグループのAI/IT技術を基盤としたサービス開発を進め、新たな移動体験の提供を通じてモビリティサービス市場の変革を牽引していくとしている。

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