scheme verge、大丸有地区でのワーカー等のデータ分析
2025/9/3(水)
scheme verge社は9月1日、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会と協力し、大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有地区)におけるワーカー・来街者動態の把握に向けたデータ分析および、まちづくりの各領域ごとの検討と連携して分析実施を発表した。
scheme verge社は、大丸有地区におけるワーカー・来街者動態の把握に向けたデータ分析を2023年度、2024年とにわたり実施いている。今回の取り組みでは、「ポイント型流動人口データ※」などを活用して、大丸有地区の昼間人口の大半を占めるワーカーやMICE等での来街者の動態について、ワーカーの滞在モデルの分析にくわえ、そもそもの総量把握から、移動速度やルートごとの流動人数など、モビリティを中心としたまちの回遊性向上や防災、MICEといったまちづくりの各領域ごとの検討と連携して分析を行っている。
具体的には、ワーカー及び来街者の基礎動態把握では、大丸有地区におけるワーカーの典型的な移動や回遊行動などの分析、コロナ禍後の大丸有地区の昼間人口と夜間人口の実際の動態、大丸有地区内外での移動実態などを調査し、エリア防災やエリアMICEなどのエリア広域に対する影響や効果に関する検証を実施・インサイトを分析している。
一方、交通モード分析では、速度・加速度情報などを元に来訪者の交通モード(徒歩、自転車、電車、自動車など)の分析から、今後のまちの回遊性向上の可能性の検討を実施しているという。
※ Agoop社が提供する高精度な人流データ。(プレスリリースより)