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セコム、トヨタのパーソナルモビリティ「C+walk T」を警備に導入

2021/10/6(水)

実証実験時の様子

セコム株式会社(以下、セコム)は10月4日、パーソナルモビリティ「C+walk T(シーウォークティー)」を常駐警備サービスに導入すると発表した。国立競技場の警備において、「C+walk T」を活用した実運用を開始する。

「C+walk T」は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が発売したパーソナルモビリティだ。セコムは、これまでにもトヨタが開発するパーソナルモビリティを活用した巡回警備の活用を目指し、大型ショッピングモール、スタジアムなどで実証実験を実施。これにより、実績・ノウハウを蓄積してきた。

同実証の結果、実際の巡回警備にパーソナルモビリティを活用することで、周囲への犯罪抑止効果の向上や高い視点から広範囲を確認できるといった高品質な警備を実現した。さらに、巡回警備時間を約3割短縮できるなど警備の効率化と警備員の負担軽減にも有効であることを確認している。



また、巡回業務での使用に際しては、状況に適したセコム仕様のオプションを活用し、利用者の幅広いニーズに応える。具体的には、救急時の備えとなるAED(自動体外式除細動器)の装備、盗難防止対策として位置情報提供システム「ココセコム」の搭載、ICカードによる「C+walk T」の起動などだ。なお、セコムは、今後、常駐警備員が行う巡回業務に「C+walk T」を活用し、さらに高品質で効率的な警備を実現すると述べている。

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