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SkyDrive、商用機「SKYDRIVE」最大5機プレオーダーで合意

2023/7/24(月)

ステークホルダーとの
集合写真

株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)は7月20日、米国サウスカロライナ州で「空飛ぶクルマ」の運航実現に向けた、サウスカロライナ州および州内の主要空港、運航会社等とプレスイベント開催を発表した。さらに、チャーター機運航会社のAustin Aviation Inc.(以下、Austin Aviation社)と5機のプレオーダーを合意している。

SkyDriveは、2023年1月に開催された2023年度のeVTOLシンポジウムにおいて、米国市場への参入計画と、サウスカロライナ州に本拠点を置いたことを発表した。さらに、2023年6月のパリ・航空エアショーで3人乗りの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」を発表し、開発に取り組んでいる。

また、同社は、Lowcountry Aviation Companyの子会社で、チャーター機の運航会社であるAustin Aviation社と、空飛ぶクルマ導入に関する覚書を締結。設計開発中の「空飛ぶクルマ」の商用機「SKYDRIVE」の最大5機のプレオーダーを合意した。

くわえて、同社は2022年9月、米国のVolatus Infrastructure LLC (以下、Volatus社)と業務提携し、アメリカにおける空飛ぶクルマのバーティポート※や充電ステーションなどのインフラ構築計画を推進してきた。サウスカロライナ州においても、Volatus社は重要な専門知識を提供するという。

※ 空飛ぶクルマ等、垂直離着陸可能な航空機専用の離着陸場のこと。垂直を意味する「Vertical」と空港を意味する「airport」の2語を合わせた単語。(プレスリリースより)

今後、SkyDriveは、Austin Aviation社やVolatus社、さまざまパートナーと協力し、同州の主要空港を起点とした「SKYDRIVE」の実用的なユースケースを創出、商業運航を目指すと述べている。

▼関係者のコメント
■SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩氏のコメント

SkyDriveはサウスカロライナ州政府、地方政府や様々な関係者の方々に多大なるご支援を賜り事業開発を進めてくることができました。今後、サウスカロライナ州を米国における空飛ぶクルマのインフラ開発の最先端の地とし、SkyDrive社の空飛ぶクルマをより広くご活用頂くために、ステークホルダーの皆様との連携をこれまで以上に密にしながら次のステップに進ませて頂けることを大変ありがたく思っております。

■Austin Aviation社 社長 Alex Cavazzoni氏のコメント

モーター駆動の技術を最初に取り入れた自動車業界のように、オール電動の技術を取り入れた空飛ぶクルマは、ビジネスジェトやチャーター機を運航する業界にも大きな変革と挑戦をもたらします。 SkyDrive社が開発する「SKYDRIVE」とサウスカロライナ州の全ての関係者の協力を得ながら、これから業界の次世代のチャプターを創っていけることを楽しみにしています。

■Volatus社 共同創設者 Grant Fisk氏のコメント

我々は、サウスカロライナ州の空飛ぶクルマのエコシステムに参加できることを光栄に思います。また、SkyDriveと協力して州全体の空飛ぶクルマのインフラ計画を推進できることをうれしく思います。これが米国における空飛ぶクルマの業界の方向付けとなり、さらなる進歩と発展に繋がる事を願っています。

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