未来のまちを共創する「SmartcityX」始動 大手日本企業6社が参画
2020/8/27(木)
スクラムベンチャーズは、国内の各産業を代表するパートナー企業6社とともに、「ニューノーマル時代のスマートシティ」をテーマに、世界中のスタートアップと連携・事業共創を行うグローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」を開始する。
「SmartCityX」は経済成長やビジネスの活性化に加え、高齢化や人手不足への対応、サステナビリティといったあらゆる社会課題の解決を目指し国内外のスタートアップとパートナー企業6社が事業の連携・共創していくプログラム。募集するスタートアップの主要領域は、(1)コンシューマー プロダクト&サービス、(2)モビリティ、(3)スマートビルディング、(4)エネルギー&資源&サステナビリティ、(5)インフラストラクチャ、(6)ソーシャルイノベーション、以上6分野。
特定のエリアにおける街づくりではなく、多様な地域課題に応じて適用可能な生活者目線で価値の高い先進サービスとアプリケーションの共創に軸足を置き活動する方針だ。また、実証実験やPoCにとどまらず、地域課題に取り組む自治体とも連携し、将来の事業化と具体的なサービス・アプリケーションの社会実装をめざす。
パートナー企業には、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、出光興産株式会社、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社博報堂、東日本旅客鉄道株式会社の6社が参画。また、三重県と東京都渋谷区がオブザーバーとして参画する。
スタートアップ募集期間は今年8月26日から11月30日で、12月から来年1月の選考を経て、来年2月から5月までをメンタリング・事業開発の期間としている。成果発表イベントは来年5月か6月に開催する予定だ。