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新たな『Vポイント』、VポイントとTポイント統合で2024年春提供へ

2023/6/14(水)

株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMFG 同社グループを総称してSMBCグループ)らは、「Vポイント」と「Tポイント」を統合し、新たな『Vポイント』として、2024年春を目途に提供開始する。

同取り組みは、SMFG、三井住友カード株式会社(以下、SMCC)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC 同社グループを総称してCCCグループ)、CCCMKホールディングス株式会社(以下、CCCMKHD)で取り組む。4社は2023年1月、資本・業務提携に関する最終的な合意に至り、契約を締結している。



『Vポイント』は、現在全国約15万店あるTポイント提携先でTカード/モバイルTカードを提示すると、現金による決済でも貯めることができる。SMCCが発行するクレジットカードやOliveフレキシブルペイなどの利用にくわえ、SMBCグループの三井住友銀行、SMBC日興証券、SMBCコンシューマーファイナンスや、SBI証券などの利用などでも貯まることができる。さらに、支払いには『Vポイント』1ポイント=1円分として利用可能だ。

くわえて、4社は、今後既存のVポイントアプリと同様、貯まったポイントを世界のVisa加盟店での支払いに利用できる決済機能を、Tポイントアプリにも搭載することを予定しているという。これにより、ひとつのアプリで、あらゆる場所でポイントを貯めて使えて支払いも完了できる、利便性の高いサービスを実現する。また、Visaトランジットでは、バスや電車に乗る際の支払いにも利用可能だ。

一方、提携先にとっては、従来のTカード/モバイルTカードの提示だけでなく、SMBCグループの各種サービスの利用や、SMCCが発行するクレジットカードによる決済で貯めたポイントからの利用も期待できる。ほかにも、ポイントが貯まりやすくなることで顧客価値がさらに向上し、提携先へのポイント利用や送客効果の向上にもつながる見込みだ。

くわえて、SMCCとCCCMKHDは、マーケティング分野においても協業し、より一層の事業者のマーケティング支援を実施する。これにより、利用者・事業者双方に、これまでよりも高い付加価値の提供を目指す。

なお、4社は、『Vポイント』のサービス開始に向けて、現在の「Tポイント」と「Vポイント」の利用者と提携先にさらなる利便性と安心を届けるよう、各種ポイントサービスの機能強化を図る。さらに、外部企業や非金融サービスとの連携などを協同で検討・実施していくと述べている。

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