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新会社設立 ソフトバンクら、自律的に進化し続けるスマートビル構築支援

2023/10/26(木)

SynapSparkの
事業イメージ

ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と株式会社日建設計(以下、日建設計)は10月25日、合弁会社「SynapSpark株式会社(シナプスパーク 以下、SynapSpark)」を12月1日に設立すると発表した。
SynapSparkの目標は、スマートビルの構築支援と、スマートビル向けのアプリケーションやデータ連携基盤(ビルOS)を企画・提供することだ。ソフトバンクと日建設計のデジタルと建築に関する知見を掛け合わせることで、データを活用して自律的に進化し続けるスマートビル「Autonomous Building」の構築が可能になるという。
同社の主な事業は、「ビル設備とビルOSを連携したスマートビルの構築に向けたコンサルティングおよび設計支援業務」と、「ビルOSとアプリケーションの企画および提供」だ。「ビル設備とビルOSを連携したスマートビルの構築に向けたコンサルティングおよび設計支援業務」では、ビル設備とビルOS、アプリケーション群の高度な連携を行うためのコンサルティングと設計支援を行い、ビル設備の各データがシームレスに連携する。これにより、全体最適となる機能を随時追加・更新できる仕組みを構築する。

一方、「ビルOSとアプリケーションの企画および提供」では、ビルOSとそのOS上で動作するアプリケーションを企画・提供する。そして、不動産の価値やユーザーの体験を継続的に向上させるためのビジネスを展開するという。

なお、SynapSparkは、AIやIoTなどを活用して、人と建築と都市に関連するデータを連携させて活用するほか、さまざまなパートナーのアプリケーションやソリューションなどと連携させる。これにより、ビルの機能をリアルタイムで最適化して、新たな価値を提供できる仕組みを構築し、日本における効率的で魅力的なスマートビルの普及を推進していくと述べている。

SynapSparkで目指す
世界のイメージ


(出典:ソフトバンク Webサイトより)

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