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双日、「チョイソコみやこじま」を宮古島市で運行開始 沖縄では初運行

2022/12/19(月)

双日株式会社(以下、双日)は、沖縄県宮古島市における新たな公共交通検討事業委託業務に採択されたことを受け、「チョイソコみやこじま」事業の運行を開始する。12月15日付のプレスリリースで明かした。

双日は、これまでに「チョイソコかわさき」事業を11月2日から運行している。チョイソコは、全国約50カ所に展開しているが、沖縄では今回初めて運行する。運行期間は、2022年12月15日~2023年2月28日だ。



同実証は、以前から観光客向け交通機関不足や地域交通の課題解決を模索していた宮古島市と連携したデマンド型の乗合交通サービスだ。宮古島市平良市街地~伊良部島・下地島一帯を運行する。

また、同実証では、自宅近くの停留所から、目的地となる日常サービス拠点(バス停、スーパーマーケット、病院など)まで移動できる。くわえて、双日が一部出資するみやこ下地島空港ターミナルから観光地、宿泊施設、レストラン、繁華街などへの観光客向け移動サービスも融合する。これにより、地域交通・観光を織り交ぜたサービスの確立と、地域全体へファースト/ラストワンマイルの移動手段の提供、および交通を入口としたまちづくりに貢献する。

さらに、同サービスは、株式会社アイシンが提供するチョイソコシステムを活用し、予約状況に応じて最も効率的なルートで運行する。利用者は電話やWeb、およびスマートフォンのLINEアプリなどから乗車の予約が可能だ。

なお、双日は、運行事業を通じて収集した利用ニーズや乗降データを基に、総合商社としての幅広い事業ネットワークと最新ITを駆使する。そして、新たなヒト移動・モノ輸送サービス展開による地域活性化ビジネスのプラットフォーム構築を進めるという。これにより、MaaS事業の展開を加速していくと述べている。

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