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損保ジャパンら、運転能力評価の仕組み構築へ 運転寿命延伸目指す

2025/10/21(火)

損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)と東京医科大学発スタートアップのMEDEMIL社は10月17日、高齢者を含むすべてのドライバーが安心・安全に運転を続けられる環境の構築を目的とした業務提携に関する覚書締結を発表した。

今回の提携では、損保ジャパンが保有する、ドライブレコーダー等から得られる運転挙動データや、長年の事故対応を通じて蓄積したリスク知見と、MEDEMIL社が開発した「MEDEMIL Drive」による眼球運動データを組み合わせる。これにより、ドライバーの運転能力を総合的に評価する新たな仕組みの構築を目指すという。

なお、両社は、個人のドライバーや職業ドライバーを対象とした共同研究や実証実験を進め、評価モデルの精度向上と効果的なフィードバック手法の開発に取り組む。その成果を踏まえ、ライドシェア事業者を含む他のパートナー会社とも連携することでサービスの本格展開に向けた計画を具体化していく予定だ。将来的には、運転能力の評価だけでなく、個々の特性に合わせたトレーニングプログラムの提供や、SOMPOグループの介護サービスなどとも連携し、移動手段の確保から免許返納後の生活サポートまで、ワンストップで支援を提供できる体制を構築することを目指していくとのことだ。

(出典:損保ジャパン Webサイトより)

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