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住友ゴム、センシングコアによる自動運転バスの実証を中国蘇州市で開始

2023/10/19(木)

住友ゴム工業株式会社(以下、住友ゴム)は10月16日、独自のセンサーレスのセンシング技術「センシングコア」による自動運転バスの実証実験を6月より中国江蘇省蘇州市で開始していると発表。自動運転バスの安全・安心な運行管理をサポートするという。

同実証では、エリア内を走行する自動運転バスから必要な車輪速信号などをクラウドに送信し、「センシングコア」で解析・検知する。検知した路面状態は、運行管理者に「路面滑りやすさマップ」などの形式で通知することで、安全・安心な運行管理に活用される。さらに、同社は、今後タイヤ荷重検知やタイヤ摩耗検知へ機能を拡張していくことで、運行管理の効率化やタイヤライフサイクルの向上などの新たな価値の創出につなげていく予定だ。

くわえて、この取り組みは、10月16日~20日に蘇州市・Suzhou International Expo Centerで開催される「第29回ITS世界会議2023蘇州」の蘇州市相城区ブースで紹介される。なお、同社は、路面状態などのデータが車両の制御に活用されるだけでなく、クラウド経由で街、社会の情報に統合され、ビッグデータとして解析される未来に向けて技術開発を進めていくと述べている。

(出典:住友ゴム Webサイトより)

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