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住友商事、オープンロジと業務提携 急成長するEC市場への対応めざす

2020/10/26(月)

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今回の提携イメージ図

住友商事株式会社(以下、住友商事)と住商グローバル・ロジスティクス株式会社(以下、SGL)は、物流フルフィルメント※1プラットフォームの株式会社オープンロジ(以下、オープンロジ)と、EC・通販の物流分野での協業を目的として業務提携契約を締結した。

また、今回の提携にあわせ、住友商事はオープンロジの第三者割当増資を引き受けた。
※1 ECサイトにおける「商品の受注から出荷・配送完了まで」の一連の業務のこと。

EC市場は、ECプラットフォーマー※2の登場によりショップ開設や運営のハードルが下がったことで、国内外を問わず急激な成長を遂げている。さらに、新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化により飛躍的に拡大することが予想される。一方で、倉庫や配送会社の人手不足や人件費上昇など、物流業界を取り巻く環境は厳しさを増しており、効率的で安定した物流システムの構築が喫緊の課題となっている。
※2 自社ECサイトの立ち上げや運営をサポートする事業者。利用者は、従来の大手マーケットプレイスを経由せずとも、「いつ、どこでも」EC事業を始められる。

オープンロジは、EC事業者に対してプラットフォームを通じた物流サービスを提供しており、大手ECプラットフォーマーや多数の倉庫会社、配送会社との連携により、EC事業者の「すぐに販売を開始したい」「初期費用のかからない従量課金制としたい」といったニーズに確実に応える実績を持つ。標準的なサービス仕様をもとに物流会社をネットワーク化し、個別の問い合わせや見積もりが不要で、固定費ゼロの物流フルフィルメントサービスを提供している。サービスの利用社数は8,000社以上、全国の提携物流会社は40社以上にのぼる。

住友商事は、高い配送利便性を備えた消費地近接型物流施設「SOSiLA」を展開しており、グループ企業であるSGLは、大規模EC事業者向けにカスタムメイド型の物流機能※3を業界のメインプレーヤーとして提供してきた。住友商事とSGLは、今回の提携を通じ、オープンロジのEC物流に関する知見や提携倉庫とのネットワークを活用・拡充し、EC事業者の成長に合わせた物流機能の提供を行ない、ビジネスポートフォリオの拡大と新規顧客開拓を目指す。
※3 EC事業者に対して、入荷・保管・出荷の作業に加えて、要望に応じて商品の品質検査や流通加工作業などを行う物流サービス。

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