スズキ、製作BEV軽トラックを農家に貸し出す実証開始 使い勝手等を検証
2025/4/30(水)
スズキは4月25日、軽トラック「キャリイ」をベースにしたBEV軽トラックを製作し、農業を営むユーザーに一定期間※1貸し出し、使用してしてもらう実証実験を、静岡県浜松市、静岡県湖西市、愛知県豊川市、熊本県阿蘇郡の各地で2025年度中に開始すると発表した。
同実証の目的は、農家でのBEV軽トラックの使い勝手や、V2H※2システムを通じて、太陽光発電エネルギーを有効活用できる使い方の検証だ。これにより、今後のBEV軽トラックの潜在需要やBEVの電池を活用した太陽光発電エネルギーの自産自消について検討するという。
なお、スズキは、国や地域、ユーザーの使用状況に合わせ、エネルギー効率がベストとなる選択で、過剰にバッテリーを搭載しない「バッテリーリーンな電動車」の実現に向け、パートナー企業とともに、エネルギーを極少化した電動車の開発に取り組んでいくと述べている。
※1 1年間を予定
※2 Vehicle(車) to Home(家)の略で、BEVやPHEVのバッテリーの電気を住宅で使用したり、住宅の蓄電池からBEVやPHEVに充電したりすることができるシステムの総称(プレスリリースより抜粋)
※2 Vehicle(車) to Home(家)の略で、BEVやPHEVのバッテリーの電気を住宅で使用したり、住宅の蓄電池からBEVやPHEVに充電したりすることができるシステムの総称(プレスリリースより抜粋)
(出典:スズキ Webサイトより)