SWAT、長野県大町市の観光客向けオンデマンド交通に運行システム提供
2025/7/23(水)
SWAT Mobility Japan(以下、SWAT)は7月22日、長野県大町市(以下、大町市)で2025年7月19日から開始した観光スポットをつなぐオンデマンド交通に運行システムを提供すると発表した。
同社は、これまで運行していた観光客向けに観光周遊バス「ぐるりん号」(定時定路線)の乗降データを元に、AIオンデマンド交通導入シミュレーションを実施。その結果、従来の定時定路線と比較して車両待ち時間を26.5分削減、乗車時間を22.5分削減できる可能性があり、利用者の利便性が大きく向上するという。
今回の取り組みの目的は、「待ち時間や乗車時間の短縮による来訪スポットの増加に伴う地域消費拡大」、「インバウンドに対応した利用しやすい二次交通の整備」を実現することだ。これにより、大町市の二次交通の整備、並びに地域資源が生かされる観光地づくりを支援するとのことだ。