今回の検討では、一般道における自動走行を実現するにあたり、T2で走行ルートの検討および自動運転トラックの技術開発を行う。さらに、3社で自動運転トラックが高速道路から一般道を通じて顧客の物流施設に直接乗り入れを可能にする拠点のあり方や「南部流通業務団地」までの一般道の自動走行の検討、路車協調システムの設置を検討し、大田区にて同プロジェクトの支援を進めていくという。

くわえて、3社は、将来的には平和島が関東圏において自動運転トラックの乗り入れを可能にする拠点としての機能を担うことを視野に、大田区などの関係行政機関や地域の関係団体などと連携することで地域の受容性を醸成しつつ、事業の着実な推進を図っていくとのことだ。

なお、TRCは、取り組みが実現すれば、高速道路から一般道を経由して自動運転が顧客の物流施設に乗り入れを可能にする拠点を平和島に設けることができるため、その実現に向けて大田区などの地元自治体と連携しながら進めていくと述べている。