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東電HDとトヨタ、定置用蓄電池システム開発 秋から実証も開始

2023/5/30(火)

実施体制

東京電力ホールディングス株式会社(以下、東電HD)とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は5月29日、両社の技術を融合した定置用蓄電池システムを開発した。
同システムは、東電HDの「定置用蓄電池の運用技術・安全基準」とトヨタの「電動車用蓄電池のシステム技術」を融合したものだ。さらに、豊田通商株式会社と株式会社ユーラスエナジーホールディングスは、このシステムをユーラス田代平ウインドファームへ導入し、秋頃より4社で連携して、実証試験を開始するという。確認する項目は、同システムの動作・性能、および事業用途での電力市場への供出も含めた実現可能性だ。

※ 蓄電池を直流電源として接続し、電力系統や各種電気機器に交流電力を供給する設備
なお、両社は今後、今回の実証の成果を評価し、需要家向けエネルギーサービスや電力需給の調整力を見据えた蓄電池システムの開発に取り組むことで、ユーザーの蓄電ニーズに応えていくという。さらに、社会全体における蓄電池活用を推進することで、エネルギーの地産地消型システムの構築と電動車用蓄電池の循環型社会の実現を目指した取り組みを進めていくと述べている。

(出典:東電HD Webサイトより)

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