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大和ハウスパーキング、テラモーターズのEV充電インフラ導入へ

2023/2/3(金)

Terra Motors株式会社(以下、テラモーターズ)は、大和ハウスパーキング株式会社(以下、大和ハウスパーキング)が今後新設する一部のコインパーキングにおいて、EV充電インフラを導入する。2月1日付のプレスリリースで明かした。

テラモーターズは、EV充電インフラ網の構築を目指して充電インフラを提供している。2022年12月には、コインパーキングへの新たな無料提供プランを発表した。

コインパーキングは、一時的な遊休地活用策となることが多く、2~3年前後で土地の用途が変わることがある。そのため、約5年の保有義務期間がある補助金を利用できず、EV充電インフラの導入が進みづらいという課題があった。そこで、同プランでは、土地の用途変更時に移設することを条件に、独自に開発したハードの強みを貸した生かしたEV充電インフラの無料提供を進めている。

大和ハウスパーキングは、大和ハウスグループのパーキング事業を担っており、駐車場に特化した運用力と、大和ハウスグループの総合力を生かしたワンストップの土地活用施策を強みとしている。中でも、コインパーキング事業は、空き駐車場の収益改善だけではなく、変形地・狭小地・余剰地の活用、建物着工までの暫定利用など、遊休地の活用施策ともなっている。

一方で、車の駐車場所であるコインパーキングとEV充電インフラは相性が良いながらも、これまではEV充電設備の導入障壁が非常に高いとされてきた。例えば、「駐車場で契約する電気容量が20A~30A程度と少ない」、「多くの充電設備を設置するスペース確保が難しい」、「不特定多数のユーザーが利用する」、「3年程度で土地利用が変わり、補助金が活用できない」などだ。

テラモーターズのEV充電インフラ「Terra Charge」3kWモデルの特長は、「少ない電気容量でも稼働可能」、「1台から設置可能」、「スマホアプリとロック機能で、便利かつ安全に利用できる」、「補助金を活用する必要がない」などだ。さらに、期間等のハードルがクリアされたことから、大和ハウスパーキングで「Terra Charge」3kWモデルを採用されたという。

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