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テスラ、自動運転テスト走行を日本でも開始 カメラのみで環境認識

2025/8/22(金)

テスラは8月20日、日本国内でのFull Self-Driving (Supervised)の技術テスト走行および学習開始を発表した。

今回のテスト走行では、AIハードウェア(AI 4)、およびカメラベースのTesla Visionを搭載したミッドサイズ モデル3で実施する。また、Full Self-Driving(Supervised)には、ドライバーの常時監視を前提とする、「全方位カメラシステム」、「ニューラルネットワーク」を備えているという。

「全方位カメラシステム」では、車両に搭載された8つのカメラによる360度視野と、Tesla Visionによるリアルタイム環境認識を行う。これらは、一般的な自動車で採用されているレーダーや超音波センサー、高精度地図は使用せずにカメラのみで動作。「ニューラルネットワーク」では、エンドツーエンドの深層学習アーキテクチャを採用している。

さらに、同車両には、「駐車場から駐車場へ」、「市街地走行」、「ASS (Actually Smart Summon)」、「安全性機能」といった機能も備えている。「駐車場から駐車場へ」では、駐車状態からの発進、走行、目的地での自動駐車をサポートし、「市街地走行」では、信号や標識の認識、車線変更、交差点通過、歩行者や自転車への対応を支援する。

くわえて、「ASS」は、車両をスマートフォンアプリ経由で呼び寄せる機能。GPSとカメラを活用し、最大約85メートルの範囲で動作することができる。そして、「安全性機能」では、緊急ブレーキ、衝突警告、車線逸脱防止を統合。ドライバーをステアリングホイールへのトルクまたは車内カメラによる顔認識で監視するとのことだ。

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