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タイムズモビリティ、国交省の社会実験にカーシェアリング事業者として参加

2021/4/27(火)

カーシェアリング社会実験
(イメージ)

タイムズモビリティ株式会社(以下、タイムズモビリティ)は4月23日、国土交通省(以下、国交省)が実施する「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験[車種拡大]」にカーシェアリング事業者として4月28日より参加すると発表した。
今回の社会実験は、国交省が地下鉄大手町駅とJR新橋駅に近接した乗り換え利便性の高い国道上にカーシェアリングステーションを開設し、タイムズモビリティがカーシェア車両として軽自動車を配備して行う。

国交省は、2016年12月20日から2020年9月30日に「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験(以下、小型モビリティ実験)」を実施し、公共交通と小型モビリティを用いたカーシェアリングの連携強化による、公共交通の利用促進の可能性などを検証した。この実験により、小型モビリティ実験における道路利用者へのアンケートの結果、2人乗り以上のモビリティの利用ニーズを確認している。

今回の社会実験の目的は、車両拡大に伴う安全性、および車道の走行円滑性への影響検証(車両の出入りに伴う交通支障)などを行うとともに、安全性・構造面に関する東京版ガイドラインを作成することだ。

タイムズモビリティは、小型モビリティ実験においてカーシェアリング事業者として参画し、検証に必要なデータ提供などを行った。今回の社会実験においてもカーシェアリングサービスの運営や車両の維持管理のほか、検証に必要な利用データの提供、カーシェアリング会員への告知活動などを行う。さらに、大手町および新橋のステーションとのワンウェイトリップが可能な場所として、都内20カ所の「タイムズカー」ステーションを利用できるようにするという。

なお、タイムズモビリティは、今後も「タイムズカー」を通じて様々な機関と社会実験などを行うとともに、公共交通と連携しやすい場所へのカーシェアリング車両の配備を進め、ストレスのない移動の実現に向けて取り組むと述べている。

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