タイムズ24が駐車場のマルチモビリティ実証開始、さいたま市と連携
2024/5/31(金)
タイムズ24株式会社(以下、タイムズ24)は5月31日より「大宮駅周辺地域におけるシェア型マルチモビリティ事業と連携した多機能フリンジ駐車場運用に向けた実証実験」を開始すると、5月30日に発表した。
2024年3月22日にさいたま市と締結した「さいたま市とタイムズ24との連携に関する協定」では、東日本を連結する対流拠点の形成等に向けて、さいたま市の交通円滑化、アクセス性向上の実現、適正な駐車場ネットワークの形成に取り組むことを目的としている。主な連携内容は、交通課題解決のために、大宮駅およびさいたま新都心駅周辺の交通円滑化の取り組みや駐車場施設などを活用した実証実験に関することなどだ。
この実証実験では、グループ会社のタイムズモビリティ株式会社が運営するカーシェアリングサービス「タイムズカー」や、さいたま市の連携企業が展開する小型EV、EVスクーターなどのモビリティポートを併設した「タイムズ旧市民会館おおみや」駐車場を開設。また、駐車場利用者に対して、目的地などのアンケート調査や利用状況のモニタリング等を実施する。
タイムズ24は今後もさいたま市と連携することで、さいたま市が目指す東日本を連結する対流拠点の形成等に向け取り組んでいく。