東京地下鉄株式会社（東京メトロ）は、訪日外国人旅行者向けの新たな公式アプリ「Tokyo Metro For Tourists」を8月30日に公開した。このアプリは、東京を訪れる外国人観光客が簡単に情報を入手し、東京を満喫できるようサポートするものである。
アプリは英語、韓国語、中国語（簡体字・繁体字）、タイ語、フランス語、スペイン語の6言語に対応している。利用者は、「行きたい場所」として、新宿駅、浅草駅、渋谷駅、銀座駅、秋葉原駅、上野駅、東京駅、池袋駅、明治神宮前〈原宿〉駅、築地駅の10駅から1つを選択できる。さらに、「東京でやりたいこと」として、観光、食べ物、買い物の3つの選択肢から1つを選ぶことが可能だ。

これらの選択に基づいて、アプリはその人に合った観光スポットや活動を提案する。それにより、訪日外国人は自分に合ったプランを手軽に立てることができる。また、困ったときにすぐに役立つ情報も豊富に提供されており、旅行者が東京を探索する際の助けとなる。

東京メトロは、外国人旅行者が利用しやすい交通機関を目指し、今後も情報提供の充実を図る方針だ。