今回の取り組みは、東京メトロ、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社ジェーシービー、QUADRAC株式会社の5社で実施する。目的は、鉄道利用において多くのユーザーに利用してもらっている交通系ICカードを主軸としつつ、新たな乗車サービスを検証することだ。2024年度中に東京メトロの路線を対象に、三井住友カードの公共交通向けソリューション「stera transit(ステラ トランジット)」を用いて実施する。
また、東京メトロは、実証実験をとおして、ライフスタイルの変化による多様なニーズに対応する。そして、日頃より同社線を利用するユーザーや国内外の東京を訪れる人にとって、手持ちのクレジットカードやスマートフォン等で地下鉄に乗車してもらえる、多様な乗車サービスの提供を目指すという。

なお、5社は、デジタル技術等を活用した新たな乗車サービスの開発・検討を促進し、より便利でスムーズな鉄道サービスの提供を目指すと述べている。