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東芝、リチウムイオン電池モジュールの新製品発表 放熱性能が約2倍に

2025/4/9(水)

東芝は4月8日、EVバスや電動船の駆動用電池、定置用途での使用を想定したリチウムイオン電池SCiBモジュールにおいて、底板にアルミニウムを採用し、放熱性能を従来モジュールの約2倍に高めた新製品を4月中旬以降順次、国内外で販売することを発表した。

今回の新製品は、短時間での連続高入出力と寿命の維持の両立に対するニーズに対応し、底板に初めてアルミニウムを採用することで、放熱性を約2倍に高めたものだ。さらに、独自の新構造を採用することで耐電圧性能を確保している。同じ冷却システムで同じ使用条件であれば放熱性能が従来モジュールの約2倍となり、電池の寿命を大幅に延ばすことが可能となる。

なお、同社は、今後も、SCiBの持つ特長を生かしながら、導入から維持管理、廃棄までの利用者のライフサイクルコストを意識した製品を提供していくと述べている。


(出典:東芝 Webサイトより)

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