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トヨタ、ウーブンシティのアイデア募集開始 「カケザン」発明目指す

2025/9/29(月)

トヨタ自動車(以下、トヨタ)は9月25日、スタートアップや起業家、大学・研究機関など企業・個人を対象に、アクセラレータープログラム「Toyota Woven City Challenge – Hack the Mobility -」の募集開始を発表した。10月14日まで受け付けているという。

Woven City(ウーブンシティ)を活用して新しいプロダクトやサービスを開発・実証する企業・個人は「Inventors(インベンター/発明家)」と呼ばれている。トヨタが目指しているものは、トヨタのものづくりの知見やウーブン・バイ・トヨタのソフトウェア技術、そして各Inventorが持つ様々な強みや専門性といった、自分たちが持っていないものを掛け合わせることで、いまは存在しない価値をつくり出す「カケザン」による発明だという。

Woven Cityでは、「Weavers」と呼ばれる「住むヒト・訪れるヒト」も「カケザン」による発明に参加している。WeaversはInventorsが開発するプロダクトやサービスを試し、その使い勝手や感想を伝え、Inventorsはそういったフィードバックを発明に生かしていく予定だ。2025年9月より、Weaversとしてトヨタ関係者とその家族数世帯が住み始め、Phase1では最終的に300名程度が住む。一般ビジターとしての受け入れは、2026年度以降を予定しているとのことだ。

なお、トヨタは、Woven Cityでモビリティの未来に向けた実証を行い、そこで生まれるプロダクトやサービスがWoven Cityにとどまらず、日本、そして世界の人々の幸せに寄与することを目指していくと述べている。

■トヨタ 代表取締役会長 兼 Woven CityのMaster Weaverである豊田章男氏のコメント
Master Weaverの豊田でございます。Woven Cityで起こしていくのは『カケザン』です! 掛け算は一社だけだと成り立ちません。最低でも2社必要です。みんなで笑顔の2をかけていきましょう。たくさんの笑顔の未来をつむげる気がしてきませんか?

(出典:トヨタ Webサイトより)

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