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EV等にも対応 豊田合成、中長期経営計画として2030事業計画策定

2023/8/18(金)

豊田合成株式会社(以下、豊田合成)は8月9日、中長期経営計画として2030事業計画の策定を発表した。セーフティシステムや内外装部品をはじめとする社会的価値と経済的価値を両立できる分野に、経営資源を集中的に投入していくという。
今回の計画では、目指す姿として「高分子の可能性を追求し、より良い移動と暮らしを未来につなぐ会社」、セーフティシステムを軸とした「安心・安全」、内外装部品を土台とした「快適」、高分子材料の新規事業化による「脱炭素」という価値を社会に届けるという。

具体的には、「安心・安全」の観点として、BEV化による車両構造の変化に対応したエアバッグ・シートベルトの提供による交通死亡事故低減への貢献を図る。同時に、自動運転の普及による乗車姿勢の変化に合わせたより高度な乗員保護製品の開発・提供を行うという。

「快適」の観点としては、内外装部品とセーフティシステムやイルミ製品の組み合わせによるBEVらしい新機能を提供する。さらに、高分子の技術でクルマのデザインやつくりを刷新し、新しいモビリティを実現するとのことだ。

くわえて、「脱炭素」の観点からは、高分子材料の知見を生かした高機能材料の開発やリサイクルを推進する。ほかにも、開発した材料・技術の社外販売を通じた、脱炭素・循環型社会実現への貢献を行う予定だ。なお、2030事業計画の詳細は、以下で公開されている。

https://www.toyoda-gosei.co.jp/kigyou/rinen/2030/2030%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%A8%88%E7%94%BB%EF%BC%88%E8%B1%8A%E7%94%B0%E5%90%88%E6%88%90%EF%BC%89.pdf
(出典:豊田合成 Webサイトより)

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