TOYOTA Wallet、ユーザーにドコモ・バイクシェア等を提供開始
2021/11/8(月)
トヨタファイナンス株式会社(以下、トヨタファイナンス)は、「TOYOTA Wallet」ユーザーに対して、モビリティサービスの“ミニアプリ”として「ドコモ・バイクシェア」と「トヨタレンタカー」の提供を開始した。10月13日付のプレスリリースで明かしている。トヨタファイナンシャルサービス株式会社(以下、トヨタファイナンシャルサービス)とともに実施する。
「TOYOTA Wallet」は、トヨタ自動車株式会社、トヨタファイナンシャルサービス、トヨタファイナンスの3社が開発、提供しているアプリだ。2019年11月19日にiOS版の無料提供の開始を発表。2020年4月6日にAndroid版の無料提供を開始を発表している。「TOYOTA Wallet」は、「便利な決済サービスで、移動の楽しさをもっと。」というコンセプトのもとサービスを展開している。ベース機能である決済手段の充実に留まらず、“ミニアプリ”としてモビリティサービスと日常生活における多様なサービスをつなげる。これにより、日々の生活をより豊かにすることを目指す。具体的には、“ミニアプリ”を使うことで、サービスごとにアプリのダウンロードすることなく、TOYOTA Walletのアプリ内にあるさまざまなサービスのアイコンより、各サービスの利用・決済がワンストップで利用することが可能だ。
また、トヨタファイナンスは、同社の提供するモビリティ金融サービスと、株式会社ブロードリーフ(以下、ブロードリーフ)が開発・提供するデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform」を連携する。ブロードリーフの株主には、「TOYOTA Wallet」を通じた株主優待の贈呈を行う自動車業界初の試みを予定している。
なお、トヨタファイナンスは、モビリティカンパニーとしてフルモデルチェンジを図るトヨタグループとして、「TOYOTA Wallet」を軸に“すべての人に移動の自由を”提供すべく多様なモビリティサービス事業者と連携するという。そして、より良いサービスを順次展開すると述べている。