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豊田合成とウフルが資本業務提携 次世代素材の社会実装めざす

2020/4/9(木)

豊田合成株式会社(以下、豊田合成)は、株式会社ウフル(以下、ウフル)と資本業務提携を行うことを4月8日発表した。e-Rubber(電気で動く次世代ゴム)など最先端の技術を保有する豊田合成と、IoT・AI・データビジネスに知見・知財を有するウフルが手を組み、新たなソリューション・サービスを確立していく。
豊田合成は、トヨタグループで唯一の高分子分野の専門メーカーとして、ゴム・樹脂の自動車部品などの開発・生産を手がける。同社の中長期経営計画では「イノベーション・新モビリティへの挑戦」を活動の柱の1つに掲げており、コア技術を活かした新領域での事業化やCASEに対応した新技術・製品開発等を進めている。

ウフルは創業以来、クラウド領域で数多くのプロジェクトを手がけ、2014年からは、クラウドとエッジのデータをつなぐIoT領域にも参入。IoT製品・サービスづくりを包括的に支援する「enebular(エネブラー)」を活用し、約100件に及ぶIoTプロジェクトの実績がある。
豊田合成は、今回ウフルと提携したことで、電気で動く次世代ゴム「e-Rubber」から得られた各種データの活用などを共同で進め、製品やサービスの更なる価値向上を目指す方針だ。

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