JR上野駅でAIカメラを活用した混雑緩和目指す、バカンが実証実施
2025/7/7(月)
バカン社は7月4日、混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」のJR上野駅での実証実験開始を発表した。
同実証の目的は、「みどりの窓口」(中央改札内外の2箇所)と「指定席券売機」の計3カ所における混雑緩和と待ち時間の短縮だ。これにより、駅利用者の利便性と満足度の向上が期待される。
具体的には、混雑情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン)」を用いて、みどりの窓口および指定席券売機に設置したAIカメラで行列状況を捉える。さらに、混雑の可視化をする機能「VACAN AIS(バカン アイズ)」と、立札型センサーで窓口の稼働状況を組み合わせて分析し、待ち時間を自動で判定・配信するという。利用者は、駅構内の改札内外に設置された計3カ所のデジタルサイネージやWEBサイトなどから、現在の待ち時間をすぐに確認できるとのことだ。