ヴァル研究所とうさぎ企画、杉並区産MaaSプロジェクトに参画
2025/1/9(木)
株式会社ヴァル研究所と合同会社うさぎ企画は1月8日、杉並区が1月8日より開始する「杉並区産MaaS(通称、ちかくも)」プロジェクトに参画し、実証実験の設計・実施・運営支援や杉並区公式LINEアカウントで利用できるアプリの開発提供等を行うと発表した。
杉並区産MaaSは、狭い道路が多い都心の住宅街において、高齢化した住民と子育て世帯の移動課題・交流課題の解決を通じた地域活性化のプロジェクトだ。誰にとっても便利で快適な移動手段と、区内の魅力的な施設や季節ごとのイベント情報や散歩コースの発信を通じて、知らなかった地域の魅力を発見できる機会を提供する。
株式会社ヴァル研究所は、地域内の新たな交通サービス(グリーンスローモビリティやAIオンデマンド交通)の運行にかかる検討・提案や地域の合意形成等の業務支援、外出の目的や新たな交通サービスと既存の公共交通のシームレスな乗換の案内・予約機能を提供する「ちかくもアプリ」の構築等を担う。さらに、同社は、合同会社うさぎ企画をアドバイザーに招き、協働して進めているという。
なお、両社は、今後も新たな移動機能や外出情報の拡充により移動機会を増やし地域コミュニティを持続的に活性化させ、「杉並区に住んでみたい・もっと住み続けたい」と思ってもらえるような活気あるサービスを育てていくと述べている。