富山空港直行バス、Visa等のタッチ決済導入 20日から利用可能
2023/3/14(火)
富山地方鉄道株式会社(以下、富山地方鉄道)らは、同社が富山市内で運行する富山空港直行バスにおいて、「stera transit」を3月20日から導入する。三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)が3月13日付のプレスリリースで明かした。これにより、同バスでは、Visa・JCBのタッチ決済が利用可能になる。
今回の取り組みは、富山地方鉄道、三井住友カード、株式会社北陸カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、株式会社ジェーシービー、レシップ株式会社(以下、レシップ)、およびQUADRAC株式会社の7社で実施する。具体的には、レシップ製のタッチ決済用リーダー(キャッシュレス運賃収受器「LV-700」)を富山空港直行バスの降車口に設置する。これにより、ユーザーは、降車時にVisaまたはJCBのタッチ決済に対応したカードやスマートフォンなどをリーダーにかざすだけで運賃を支払うことができる。また、タッチ決済の導入により、事前に現金の用意や、券売機で乗車券を購入をすることなく、空港直行線のバスを利用できる。併せて、移動から買い物・宿泊などを、手持ちのタッチ決済対応カード1枚でシームレスに楽しむことが可能だ。くわえて、海外で広く利用されているタッチ決済が利用可能となることで、訪日外国人客にとっての利便性も向上し、富山の観光都市としての魅力向上も期待できる。なお、同サービスは、3月20日始発から利用可能になる予定だ。