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京急バスら、羽田空港発リムジンバスにてVisaのタッチ決済の実証実施

2022/7/13(水)

京浜急行バス株式会社(以下、京急バス)ら5社は、7月15日から1年間、「羽田空港~横浜駅(YCAT)線」、ならびに「横浜駅(YCAT)~羽田空港線」において、Visaのタッチ決済の実証実験を行う。7月8日付のプレスリリースで明かした。

Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている。公共交通機関では、既に世界500の公共交通機関で導入、国内においても多くのプロジェクトが進行中だ。



同実証実験は、京急バス、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)、レシップ株式会社(以下、レシップ)、QUADRAC株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社の5社で実施する。羽田空港発のリムジンバスとしては、初の取り組みだ。

Visaのタッチ決済を導入する目的は、普及が進むキャッシュレス決済に対応し、運賃決済方法の多様化を図ることで、旅客の利便性向上を図ることだ。導入により、移動から買い物・宿泊といった一連の購買行動が、手持ちのタッチ決済対応カード1枚で実現する。さらに、キャッシュレス決済の推進により国内利用者の他、交通系ICカードを持っていない訪日外国人利用客の利便性の向上を図る。

また、同実証実験は、レシップが提供するキャッシュレス対応の運賃収受器「LV-700」を車内に設置する。これにより、乗車時に利用者が持つのVisaのタッチ決済に対応したカード、またはスマートフォン等を同収受器にかざすだけで決済が完了し、バスに乗車できる。

加えて、同実証実験では、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用する。「stera」は、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ株式会社、GMOフィナンシャルゲート株式会社、およびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームだ。「stera transit」は、「stera」とタッチ決済を活用したものであり、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できる。



(出典:京浜急行バス Webサイトより)

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