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Will Smart、夢洲第1交通ターミナルに統合管理システム提供

2025/4/17(木)

提供システム構成図

Will Smartは4月7日、関西の主要駅と2025年に夢洲で開催される国際イベントの会場間を移動するための拠点となる「夢洲第1交通ターミナル」において省人化と業務効率化を実現するバスターミナル向け統合管理システムを4月13日以降提供することを発表した。

Will Smartのバスターミナル向け統合管理システムは、乗り場/ダイヤの登録および運行状況(変更、遅延、運休等)をクラウドシステムで管理し、運行情報を西エントランス広場入口とバス乗降場のサイネージシステムと連携する。また、在車センサーと連携することで各乗り場の満空情報を検知。乗降場スタッフが携行するタブレット端末での各発着場所の満空情報の確認およびタブレット端末を利用した遅延情報の入力や音声案内をリモートで操作できる仕組みを提供する。

また、バスダイヤ管理システムでは、事業者ごとに「乗り場/降り場」の割り当てを行う乗降場管理機能のほか、混雑時の遅延ダイヤの変更など運行情報の一元管理を実施。国内外から多くの来場者が利用する場面においても少数の係員で効率的なターミナルの運営が可能だ。さらに、運行日や乗降場番号などバスダイヤ情報と博覧会協会の他システムとのデータ連携を行い、バス利用者にとってわかりやすい情報発信を実現する。

なお、Will Smartは、今後もバスターミナルにおける運行情報表示システムの構築・運用を通じて、運行事業者の省人化・業務効率化を実現するとともに、分かりやすい情報提供によってスマートな移動の向上に取り組んでいくと述べている。

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