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プラグ&チャージでEV充電快適に ユビ電が新技術開発に着手

2024/10/10(木)

EV充電サービス「WeCharge」を展開するユビ電は、新しい充電の認証手法「プラグ&チャージ」の開発を始めたと発表。充電でQRコード認証をする代わりに充電プラグを挿すだけで認証が完了し、ユーザーにとってより快適な充電体験を提供するとしている。
「プラグ&チャージ」は「eNFC(electric Near Field Communication、電界型近距離無線通信)技術」を応用した認証の手法。eNFCは、コイル同士を磁界で結合させる従来のNFCに対して、電界を使って通信する。金属や誘電体によって電界の波を伝えて通信でき、充電ケーブルを介して通信エリアをNFCの10センチ程度に対して広げられる点が特徴。

eNFCはユビ電eNFC研究所の和城賢典所長が開発し、特許を取得済。この技術の活用で、EV充電の利便性が向上し、電気自動車の普及促進に貢献することが期待されているという。

ユビ電は「1つの駐車スペースに1つの充電コンセントを設置し、専用充電ポートから利用者がいつでも充電できる」(同社)WeChargeを手掛け、マンションやオフィス、ホテル、ショッピングモール、空港などに展開。「快適なEV充電を、すべての人へ」のミッションのもと、充電の利便性向上を目指してプラグ&チャージの技術開発を進めるとしている。

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