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グリスロにGMPS搭載 愛知製鋼とヤマハ、四万十市で自動走行の検証実施

2023/7/10(月)

愛知製鋼株式会社(以下、愛知製鋼)は、ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)に協力し、「磁気マーカシステム(GMPS※1)」を搭載したグリーンスローモビリティによる高精度な自動走行を検証した。
※1 愛知製鋼が開発し、商品化を進めている自動運転支援システムのこと。Global Magnetic Position Systemの略。(プレスリリースより)
今回の取り組みは、愛知製鋼が、高知県四万十市「西土佐地域自動運転モビリティ実証実験企画会議」で2022年8月に行った自動運転モビリティ実証実験を、ヤマハ発動機に協力して実施した。

西土佐地域は、山に囲まれ走行ルートに木々や建物など遮蔽物も多い。そのため、GNSS※2の受信が不安定な環境であり、自動運転化に向けた課題が多くあった。

今回の実証では、GNSSを使用せず、走路(片道約1km)に磁気マーカを埋設し、既存のIMU(慣性計測装置)に、新たにGMPSのみをくわえて自動走行した。その結果、目標とする走行経路に対して精度±10cm以内の高い安定性を検証している。なお、愛知製鋼は、今後もGMPSを通じて、安全・安心な次世代モビリティ社会の実現に向けて貢献していくと述べている。

※2 米国のGPS、日本の準天頂衛星、ロシアのGLONAS、欧州連合のGalileo等の衛星測位システムの総称。Global Navigatein Sattellite Systemの略。(プレスリリースより)
(出典:愛知製鋼 Webサイトより)

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