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AD損保、withコロナ時代のMaaS保険開発へ。観光アプリの開発会社と協業

2020/7/30(木)

デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」のイメージ

デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」のイメージ
(あいおいニッセイ同和損保 プレスリリースより)

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)とデジタル観光ツアーをアプリ上で提供するスポットツアー株式会社(以下、スポットツアー)は29日、withコロナ時代の安全・安心な観光の提案と新たなMaaS(Mobility as a Service)向けの保険商品・サービスの開発に向けた協業を開始すると発表した。

今回の協業により、両社はデジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」で取得する観光客の位置情報データを活用して、旅行前や旅行中の的確なタイミング(旅ナカ)でのケガや賠償等の補償を提供する。

また、withコロナ時代の新しい旅のエチケットをアプリ上で案内することで、旅行に「安全・安心」という付加価値を提供するという。今後両社は2020年9月に「SpotTour」アプリから保険加入できる仕組みを開始する予定だ。

スポットツアーが提供するデジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」は、各地域の観光情報を整備し、観光客のニーズに合わせたツアーを創出することができる観光プラットフォームサービス。自治体等は「SpotTour」にオリジナルのツアーを登録することで、持続可能な観光整備を実現することが可能になる。

あいおいニッセイ同和損保は、地域密着を行動指針の1つに掲げて約300の自治体と連携協定を締結(2020年6月末現在)するなど、地方創生に注力している。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行等の影響により都道府県をまたぐ遠方への移動自粛が求められる中で、密接や密集を避け、近場で地元の魅力を再発見するマイクロツーリズムへの注目が高まっている。

両社は協業の取り組みを通じて、マイクロツーリズムでの保険ニーズを調査し、位置情報データを活用した新たなMaaS向け保険商品・サービスの検討・開発を進めていくとのこと。

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