ボッシュの二輪車向け安全運転支援システム カワサキが日本の二輪車メーカー初の採用 2021年から量産
2019/11/12(火)
BOSCHは11月5日、二輪車向け安全運転支援システム「アドバンスト ライダー アシスタンス システム」がカワサキのモデルに採用され、2021年から量産を開始することを発表した。日本の二輪車メーカーによる、ボッシュのアドバンスト ライダー アシスタンス システムの採用が発表されたのは今回が初となる。ボッシュのレーダーセンサー、ブレーキシステム、エンジン制御システムとHMIを組み合わせたシステムにより安全性と快適性の向上に貢献する。
今回のシステム採用を受け、モーターサイクル&パワースポーツ事業部門を率いるジェフ・リアッシュ氏(Geoff Liersch)は「ボッシュはこれからも、全世界のライダーの安全性の向上と持続可能な未来、そして走る楽しみに貢献していきます。今回、カワサキにシステムを採用いただけることとなり、とても光栄に思います。」とコメント。川崎重工業株式会社 モーターサイクル&エンジンカンパニープレジデントの堀内勇二氏は「ライダーに安心感をもたらすボッシュのシステムを採用できることを、非常に嬉しく思います。当システムのサポートにより、カワサキのモーターサイクルが追求する「操る悦び」を、より幅広いライダーの皆様に体感していただけると確信しています。」と述べた。