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ブリヂストン、長距離トラックの自動運転技術を開発するKodiakに出資

2021/6/21(月)

ブリヂストンアメリカスインクは6月17日、Kodiak Robotics(以下、Kodiak)に少数株主として出資することを発表した。ブリヂストンアメリカスインクは、株式会社ブリヂストンの米国グループ会社だ。Kodiakは、米国で長距離トラックの自動運転技術を開発している。
ブリヂストングループは、「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供する会社へ」をビジョンとして掲げている。中期事業計画(2021-2023)において、サステナビリティを中核としたソリューション事業のグローバル展開の加速について発表した。

Kodiakは、現在テキサス州のユーザーに対してレベル4の自動運転技術を提供、セーフティドライバー付きの自動運転を実施している。ブリヂストングループは、クラウドを通じて自動運転車両と接続し得られたデータをタイヤメンテナンスやタイヤ寿命の最適化に役立てている。

同時に、そのソリューションプラットフォームを活用し、車両の安全運行と自動運転技術の進化に貢献することができると考えているという。

ブリヂストングループは、Kodiakとの共創を通じて、レベル4の自動運転技術の確立と展開に貢献する。同時に、Kodiakの自動運転技術とブリヂストングループが推進するタイヤセントリックソリューション、モビリティソリューションとを融合する。

これにより、次世代のモビリティに対する安全性や燃費性の向上といったサステナビリティに寄与する価値の創造に挑戦すると述べている。

■Kodiak社共同創業者兼CEOであるドン・バーネット氏のコメント

「広範囲にわたる調査の過程を経て、ブリヂストンはKodiak社をトラック自動運転のパートナーに選びました。ブリヂストンの出資は、Kodiak社にとって極めて重要であり、我々が自動運転システム業界のリーダーであることを証明するものです。

今回のパートナーシップの一環として、ブリヂストンアメリカスインクのCTO兼Group President, Solutions Businessであるニザール・トリギィをKodiak社の取締役会のオブザーバーに迎えます。

Kodiak社とブリヂストンは、タイヤとセンサー、これらを活用した予防保全などを通じ、トラック自動運転技術の発展のために共創していきます。」

(出典:ブリヂストン Webサイトより)

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