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BYD Auto Japanの物流を三菱倉庫が受託、PDIセンターも開設

2023/1/13(金)

BYD Auto Japanと三菱倉庫によるPDIセンター開所式

BYD Auto Japanと三菱倉庫によるPDIセンター開所式

BYD Auto Japan株式会社(以下、BYD Auto Japan)は1月12日、三菱倉庫株式会社(以下、三菱倉庫)と業務委託契約を締結したと発表した。BYD Auto Japanが日本で販売する中国BYD社製EVの入港、国内輸送などの物流業務を三菱倉庫が行う。また、両社は横浜市の大黒ふ頭にPDIセンター※を開設した。
※PDI(Pre Delivery Inspection) センター:企業が定める品質検査や日本の保安基準への適合確認といった納車前点検を行う専用施設のこと。BYD Auto Japan、三菱倉庫リリースより
BYD Auto Japanは1月31日に電動SUV「ATTO3」の販売を日本で開始し、さらに年内に2種を発売する計画。2022年1月から11月の電気自動車の販売が世界最多のメーカー※となったBYDのEVを高い品質で安定して供給する体制作りを課題としていた。
※マークラインズ株式会社調べ。電気自動車はEV、PHEV、FCVを指す
三菱倉庫は完成車輸送、パーツセンターやモータープール運営など自動車関連でさまざまなサービスを提供し、多くの自動車会社から業務を受託している。また、車載バッテリー保管などCASE対応の業務も強化中。
両社はそれぞれの需要と強みが一致したことから、業務委託に合意した。三菱倉庫はBYD Auto Japanの自動車関係の物流業務を引き受ける。車両整備、アフターパーツの保管と全国配送なども手掛ける。
大黒ふ頭に開設したBYD Auto JapanのPDIセンターは整備工場にモータープールを併設。車両の仕様、内外装や性能の検査といった納車前の品質管理を行う。

PDIセンターで納車前のBYD車両を検査

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