CBcloudとトランコムが業務提携、持続可能な物流インフラ構築へ
2022/2/3(木)
CBcloud株式会社(以下、CBcloud)は、トランコム株式会社(以下、トランコム)と資本業務提携を締結した。CBcloudが1月31日付のプレスリリースで明かしている。
CBcloudは「世の中の眠る力に革新を」をミッションに掲げている。そして、ITを活用し運送業界における新たな価値の創造と、実務を担うドライバーの社会的地位向上の実現を目指している。二輪・軽貨物個人事業主ドライバーネットワーク「PickGo」や、配送現場の業務支援システム「SmaRyu」を提供。これらを通じて、テクノロジーにより配送現場をエンパワーし、拡張性と柔軟性を兼ね備えた物流インフラの実装を図っている。トランコムグループは、社会課題の解決と抜本的な革新の実現に向けた中長期ビジョン「“はこぶ”を創造する」を掲げている。「サスティナブルで効率的な輸配送」を提供するため、中長距離を中心とした貨物と空車のマッチング(求貨求車サービス)、物流センター運営などのネットワークやノウハウを最大限に活用。アイデアとテクノロジーを組み合わせた「はこぶ」仕組みを創造し、広く多くの企業に利用されるプラットフォーム構築を図っている。
物流業界では、慢性的かつ構造的な労働力不足や担い手の高齢化、環境への配慮などの社会課題に直面している。両社は、この課題を根本的に解消するために、相互に経営資源を活用・共創する。そして、物流現場の生産性と付加価値の向上によって、業界の活性化を図れるものと考え、資本業務提携を行うことを正式に決定した。
なお、両社は、両社の保有するリソースやアナログとデジタルで培ったノウハウや技術を相互に活用することで、効率的な輸配送の構築と運行現場の生産性を改善する。また、両社の輸配送ネットワークをかけ合わせることで、荷主と運送会社の双方がメリットを享受できる持続可能な物流インフラを構築するという。