電脳交通、日本型ライドシェア適応の採用サービス実証をスポドラで実施へ
2024/1/22(月)
株式会社電脳交通(以下、電脳交通)は1月19日、「スポドラ」の第二回実証実験として、日本型ライドシェアにも適応した採用サービスの実証を4月以降に行うと発表した。
同社は、隙間時間にタクシー乗務員として働くことを希望する二種免許保有者(副業タクシー乗務員)をタクシー事業者が採用する実証実験「スポドラ」の第一回実証実験を2023年11月10日~2024年1月9日に実施した。この実証では、横浜・埼玉エリアで約30名の求職者からの応募があり、面接調整に進んだ求職者の内、72%が二種免許を既に保有していたという。これらの求職者の内、複数名が内定獲得したとのことだ。
また、同社は、第二回の実証実験のターゲットとして「一種免許保有の自家用車での営業を希望される求職者」をくわえて行うという。なお、第一回実証の結果は、以下で公開されている。
https://drive.google.com/file/d/1mr1_s8ah0eAzpiW4oxZURBx3D4E9zsZ8/view
▼実証実験において「スポドラ」を利用した企業の声
■三和交通株式会社 代表取締役社長 吉川永一氏のコメント
当社のタクシー稼働率は9割程度あり高稼働を維持しています。ただ、朝・夕・深夜帯などのピーク時には配車が追い付かないこともあります。また業界全体での乗務員不足もピーク時に顕著です。 この問題に対処するため、スポドラによりピーク時に限定して副業乗務員を採用するという施策は効果的であると考えています。
今回当社が内定している方はとても優秀であり、スポドラが副業に焦点を当てていることが求職者の応募につながっていることも確認できました。この点においてこの施策の価値を実証できたと考えています。今後は4月以降の日本型ライドシェアへの対応を期待しております。