電脳交通、遠隔点呼業務開始 公共ライドシェア「meemo」で提供
2025/9/5(金)
電脳交通は9月3日、オムロンソーシアルソリューションズ(以下、OSS)の公共ライドシェアサービス「meemo(ミーモ)」の「遠隔点呼業務」の受託を2025年9月より開始したことを発表。電脳交通のコミュニケーションセンターが遠隔点呼業務を担う初めての事例だという。
「遠隔点呼」は、運行管理者が運転者と直接対面せず、カメラや通信機器を通じて健康状態やアルコールチェックの確認、運行に関する指示などを遠隔で行う運行管理手法だ。国土交通省が定めた基準を満たした設備・体制を持つ事業者のみが対応することができる。
なお、電脳交通は、meemo事業の順調な進行を背景に、今後も他地域での展開や関連業務の受託拡大を視野に入れているという。これまで培った配車・運行支援のノウハウと、柔軟なオペレーション体制を強みに、地域公共交通の持続可能な発展に寄与していくと述べている。