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ダイハツやJR貨物ら、鉄道による異業種ラウンドマッチング輸送開始

2025/3/19(水)

北越コーポレーション株式会社(以下、北越コーポレーション)、ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)、NIPPON EXPRESS ホールディングス株式会社のグループ会社である日本通運株式会社(以下、日本通運)、日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)は3月13日、鉄道による異業種ラウンドマッチング輸送※開始を発表した。

今回の取り組みでは、北越コーポレーションが課題としていた復路の空コンテナ輸送区間の京都貨物駅(京都府京都市)から焼島駅(新潟県新潟市)において、ダイハツの小型自動車を積載する新たな輸送スキームを、日本通運とJR貨物の協力により構築。2月より北越コーポレーション、ダイハツによる異業種ラウンドマッチング輸送を開始している。

具体的な輸送内容としては、北越コーポレーションが、新潟工場で生産した「上質紙 キンマリ SW」「塗工紙 ミューコートネオス」等の紙製品を関西地区のユーザーへ輸送する。一方、ダイハツは、北越コーポレーションが運用する20フィートコンテナを活用し、京都(大山崎)工場および、滋賀(竜王)工場で生産した「トール」「ロッキー」等の小型自動車を新潟地区の販売会社へ輸送するという。

なお、4社は、今後も各社が有する物流資源の有効活用や効率的な仕組みの構築に取り組むことにより、物流面での脱炭素化や、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。

※ 貨物を目的地で下ろした後、空コンテナで回送することなく適合する貨物を積み、出発地まで戻ることにより、往路と復路のコンテナ積載率を高め、環境負荷低減とコストの低減を可能にする方式(プレスリリースより抜粋)

取り組みイメージ



(出典:北越コーポレーション Webサイトより)

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