ニュース

デンソーが組織変更発表 パワートレインやADAS開発体制強化

2025/12/5(金)

デンソーは11月28日、組織変更および役員・執行幹部・部門長の異動・担当変更を2026年1月1日付で実施すると発表した。
今回の組織変更では、パワトレインシステム事業グループとエレクトリフィケーションシステム事業グループを統合し、新パワトレインシステム事業グループを設置する。

また、モビリティエレクトロニクス事業グループを再編し、ADAS開発体制を強化する。具体的には、エレクトロニクス事業部に既存ECU等の製品群を集約し、セーフティシステム事業部は市場拡大が見込まれるADAS・HMIシステム等の製品群に特化する。

ほかにも、システムコントロールコンポーネント事業グループを新設し、現行のモータ事業部、メカトロニクスシステム事業部、センシングシステム事業部を集約する。くわえて、新たにセミコンダクタ事業グループを設置し、先進デバイス事業グループ内のセミコンダクタ事業部ならびに関連する戦略機能・技術部門等を統合して、半導体に特化した事業グループとするという。

さらに、現行の経営戦略本部を、全社戦略の推進機能に特化する組織とし、経営環境や事業・機能の戦略を俯瞰の上、全社課題の特定と全社戦略を立案する機能を強化する。一方、経営管理機能については、経営管理本部として独立させることで、戦略推進と管理機能の役割を明確化し、それぞれの専門性を高める。あわせて、全社の経営戦略全般を統括する CSO(最高戦略責任者)を新たに設置するとのことだ。

一方、社会イノベーション事業開発統括部を研究開発センターへ編入し、同センターが有する先端技術やアカデミア・スタートアップ等との社外連携を最大限に活用した事業開発を推進。フードバリューチェーン事業推進部、FA事業推進部ならびに水素事業推進部の3部門を拡大貢献領域の事業としてまとめ、専任担当役員の主導のもと、迅速かつ戦略的な意思決定を強化し、早期事業化と事業拡大の加速を図る。なお、フードバリューチェーン事業推進部ならびに FA事業推進部は、それぞれフードバリューチェーン事業部、FA事業部に名称変更するという。
(出典:デンソー Webサイトより)

get_the_ID : 250088
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

自動運転特集

ページ上部へ戻る