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デンソーが組織変更を発表 電動エネルギー関連部署等を設置へ

2021/12/9(木)

株式会社デンソー(以下、デンソー)は、2022年1月1日付で組織変更、および役員の異動を実施する。12月3日付のプレスリリースで明かした。

デンソーは、デンソーグループ2030年長期方針として、「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい」というスローガンを掲げている。さらに、2020年よりデンソー変革プラン「Reborn(リボーン)21」に取り組んでおり、同プランを通じて、「環境」と「安心」の価値を最大化する成長戦略の立案と実行を進めてきた。

今回の組織変更、および役員の異動は、「環境」と「安心」の価値最大化を、より強力かつ確実に実行するために行う。変更点は3つあり、1つ目の変更点として、「電動エネルギーマネジメントシステム主査室」「電動エネルギーマネジメントシステム事業戦略室」を設置する。

両部署設置の目的は、カーボンニュートラル社会への貢献に向け、システム視点での価値提供を図るとともに、製品ポートフォリオの入れ替えを加速することだ。「パワトレインシステム事業グループ」「エレクトリフィケーションシステム事業グループ」「サーマルシステム事業グループ」を横断した開発・企画を統括する。

2つ目の変更点は、「先進デバイス事業グループ」の新設だ。同グループでは、「メカトロニクスシステム事業部」「センシングシステム事業部」「セミコンダクタ事業部」を大括り化したものであり、モビリティにとどまらない社会課題を解決する新たなシステム創出を目指す。3つ目の変更点として、「新事業推進室」を新設する。同部署では、非モビリティ事業の成長シナリオを構築し、今後の体制を検討するという。

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