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DMM、テスラ方式充電規格「NACS」対応の急速充電器導入へ

2023/8/7(月)

合同会社DMM.com(以下、DMM)は8月3日、同社が提供するEV充電サービス「DMM EV CHARGE」において、2024年よりテスラ方式の充電規格である「NACS」に対応した急速充電器を導入すると発表した。
DMMは、全国の商業施設や宿泊施設、公共施設、マンション等に対してEV充電サービスを提供する「DMM EV CHARGE」を2023年5月より開始した。これまでには、事業者向けに初期費用(機器・工事費)およびサービス利用料が無料の「0円プラン」と、各施設で充電器を設置してもらうかわりに販売価格の一部を還元する「売電シェアプラン」の2つのプランを提供している。さらに、8月1日には、2024年春より50kW、120kW、180kWの急速充電器を導入し、従量課金での支払いにも対応すると発表した。



「NACS」は、自動車向け技術の標準化に取り組んでいるSAE Internationalによって2023年6月に標準化が発表されている。そのため、今後自動車メーカー各社での導入拡大が見込まれている。DMMが提供するテスラ方式の充電規格に対応した充電器は、ガソリンスタンド、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアなどに設置するという。

なお、DMMは、2024年中に全国で1万基の充電器設置を目指している。そして、経路上および目的地での充電、普通・急速充電器への対応など、多様なニーズをカバーすることで業界No.1のEV充電サービスを追及していくと述べている。

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