大日本印刷、環境配慮型のラベル伝票開発 CO2排出量削減へ
2023/8/21(月)
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は8月2日、CO2排出量を削減する環境配慮型の「ラベル伝票」を開発して、提供を開始すると発表した。
「ラベル伝票」では、従来剥離紙の製造工程で有機溶剤が使われており、剥離紙の製造時に揮発した有機溶剤を回収して燃焼処理する工程で、CO2が排出されていた。今回DNPが開発した「ラベル伝票」では、有機溶剤を使わない剥離紙に切り替えることでCO2の排出量を抑えている。なお、DNPは、この「ラベル伝票」について、環境配慮型製品への切り替えを進めることで、2025年時点で年間700トン以上のCO2排出量の削減を見込んでいるという。また、「ラベル伝票」以外の製品でも、環境配慮型の製品への切り替えを検討していくと述べている。
(出典:DNP Webサイトより)