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NTTドコモら、屋外・店内でも使える混雑状況測定AIの取り扱い開始

2021/7/5(月)

株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)は7月1日、「混雑状況測定AI」の取り扱いを開始すると発表した。このAIは、カメラに映った人数・位置・密度などのデータをリアルタイムに測定できる。

この混雑状況測定AIは、株式会社Ridge-i(以下、リッジアイ)が開発し、2020年5月に発表した「Ridge Count」のEDGEMATRIX版とAndroid版だ。EDGEMATRIX社とドコモが展開するEDGEMATRIXに対応するAIアプリであり、Edge AI Box上で動作する。「混雑状況測定AI Android版」は、AIアプリを搭載したAndroid端末として提供している。

これにより、「Ridge Count」は屋外イベントのように時間帯や天候で撮影環境が変わる場所や、薄暗い店内、PCが置けない環境でも利用可能だ。「混雑状況を把握したい」「密を回避したい」「マーケティングデータとして活用したい」といったニーズにも対応できる。

なお、NTTドコモは、「EDGEMATRIX」を、「AIを身近にするエコシステム」として国内外へ展開していくという。さらに、「EDGEMATRIX」サービスや映像エッジAIソリューションの拡充を通じ、あんしん、安全、効率化などの課題解決に向け取り組むと述べている。

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