ecobike、前橋版MaaSの実証実験に参画 システム連携開始
2021/10/8(金)
ecobike株式会社(以下、ecobike)は、群馬県前橋市(以下、前橋市)が実施する前橋版MaaS「MaeMaaS」において、10月1日よりシステム連携を開始した。10月7日付のプレスリリースで明かしている。
ecobikeは、2009年1月にシェアサイクル事業を担うために設立された。シェアサイクル事業による「社会貢献」、マンションの入居者専用シェアサイクル事業による「物件の資産価値向上」「入居者の利便性向上」等を手がけている。
同実証実験は、前橋市が国土交通省より令和3年度日本版MaaS推進・支援事業対象地域として採択を受け、IoTやAIを活用した新たなモビリティサービス(MaaS)の社会実装に向け取り組む。前橋市内の交通再編の有効化と、利便性の高いMaaS環境の構築を進め、「MaeMaaS」の社会実装に向けて検証する。
同実証実験では、市内で利用される多様なモビリティに対応する経路検索を検証する。具体的には、鉄道・路線バス・デマンド交通・シェアサイクルなどだ。さらに、マイナンバーカードと交通系ICカードを連携。公共交通デジタルフリーパス、デジタルフリーパスを活用した商業分野との連携を実施する予定だ。