エネチェンジは、移動のために利用した電気の一部を継ぎ足して充電できる目的地充電に注目している。さらに、6kW普通充電器の設置を積極的に進めており、設置促進の施策として、これを共に推進するパートナー企業との連携を強化している。

一方、東京海上日動は、今回の提携では、東京海上日動のネットワークを活用し、取引先企業や代理店自身へ、6kW普通充電器・EV充電エネチェンジの設置を推進する。将来的には、全国約4万6000店の保険代理店の内、希望する代理店に同事業を再委託する形で取引先企業へのさらなる設置推進をおこなっていく予定だ。

さらに、EV充電エネチェンジへ東京海上日動の保険が手配されることにより、自然災害やいたずら、車両衝突などによる破損などの損害が生じた場合には、経済的な補償を受けることが可能になる。これにより、エネチェンジは、不測の事態においても、充電インフラサービス事業者としてこれまで以上に確実なサポートを提供できる体制を強化する。なお、両社は、EVの普及に向けて、安全かつ安心して導入できる環境整備を進め、脱炭素社会の実現に一層貢献を目指していくと述べている。